ビカクシダを板付けするのはなぜですか?

ビカクシダはよく板付けされた状態で販売されています。

インテリアとして飾っている人も、板やコルクに着生させてよく壁にかけて飾っていますよね。

でもそもそもなぜ板付けしなきゃいけないのか?

理由は色々ありますが、ひとつは「自生地と同じ環境を作りやすいから」だと思います。

 

ビカクシダは自生地では木や岩に着生してぶらんと葉を垂らしています。

板付けすることで自生地の姿を作ることできて、それが最もビカクシダが好む状態だからですね。

 

また板付けをすると風通しが良くなるため、乾湿の差ができて根が健全に育ちます。

管理のしやすさという点も板付けをするメリットです。

 

またインテリアとしても木やコルクに着生させたビカクシダが壁にドンとかかっていると迫力が出ます。

最も自然で力強い姿を表現できるのは、自生地に近い環境で育てた時だと思いますので、そういう意味で板付けする人も多いでしょう。

 

もちろん板付けが絶対100%正解というわけでなく、苔玉や鉢で育てたり、自由に育て方を変えられて理想の姿に育てていく楽しさがあるのがビカクシダの良いところだと思います。