ビカクシダによくかかる病気は?茶色い斑点がでて枯れ込んできました

ビカクシダがかかりやすい病気で多いのが「褐斑細菌病」です。

褐斑細菌病にかかったビカクシダの胞子葉

葉に茶色の斑点ができ、徐々に広がっていく病気です。

もともと植物が持っていると言われる細菌ですが、植物が調子を崩すことで活発になり葉をむしばみはじめます。

湿度が高い環境や、風通しの悪い場所で発生しやすく、進行が早いのが特徴です。

水不足で調子を崩した植物にも出るので(水不足のポトス)、

過失にせず、過度な乾燥をさせない、適度な水分状態をキープして状態を整えておくことで予防できます。

褐斑細菌病にかかった葉を見つけた時の対処法

ビカクシダの葉に褐斑細菌病を見つけた時、進行を止めるのは難しいですが、放っておいても大丈夫です。

葉はどんどん茶色の範囲を広げていき、やがて葉が枯れ落ちます。

ただ何もしなければ他の葉に移ることはないので、特に何もせず自然と葉が落ちるのを待てばOKです。

褐斑細菌病が出ているのは、ビカクシダ自体の体調を崩している証拠なので、心当たりがあれば改善してあげましょう。

褐斑細菌病は別株に水で感染する

褐斑細菌病は水を媒介して他の株に感染します。

バケツに水をはって、水やりしている場合は褐斑細菌病が他の株に移る可能性があります。

またシャワーで水やりをするときのしぶき、感染しているビカクシダから垂れ落ちる滴から移ることもあります。

褐斑細菌病にかかったビカクシダの水やりは完全に個別にやるなどしてこれ以上感染しないように対策することをおすすめします。