ビカクシダを選ぶ際のポイントは?

①健康なビカクシダの選び方(状態による選び方)

購入時に状態を崩していると生育する間もなく枯れてしまうこともあります。

特にあまり手入れが行き届いてないお店だと状態が悪い株がずらっと並んでいたりします。

どうせ買うなら健康な個体を買いたいですよね。

でも一体どこを見れば状態の良い株を見極めることができるのか?いくつかポイントを書いていきます。

貯水葉や胞子葉の枯れ込み具合

鮮やかな緑色で、ツヤがあり、ハリがあるものが健康な状態です。

黄色く変色していたり、シワシワになっている葉が多い場合は避けましょう。

また葉に傷がついて、黒ずんでいる状態のものもあまりおすすめできません。

星状毛がぼろぼろじゃないか?

人間で言う「毛」のような役割をするもので、強い光や乾燥から葉を守る役割をしています。

ビカクシダの星状毛の画像

ショップのポット売りビカクシダは隣の株とすれてぼろぼろになったり、お客さんが持ち上げたり触ることで星状毛がとれてしまっていたりします。

成長点が動いている

ビカクシダの真ん中部分、各葉っぱの付け根の中央にある「成長点」を見てみましょう。

ビカクシダの成長点の画像

新しく小さな胞子葉が出てきていたら順調に生育している目安にできます。

②品種による選び方

好きなビカクシダを買って、環境を整える

最初に気に入ったビカクシダがあったなら、それを買ってしまうのも良いと思います。

そのビカクシダにあった環境を調べて、栽培の環境を揃えていけば問題ありません。

クセがある品種もありますが、今は情報も調べればたくさん出てきますので、環境を整えてチャレンジしてみるのも個人的には良いと思います。

ただあまりにも高価なビカクシダをいきなり買って、枯らしてしまうのもショックがでかいと思いますので、安いビカクで練習するのもおすすめです。

丈夫で安い品種から買ってビカクの育成を学ぶ

ホームセンターや園芸店でいつでも手に入るビカクシダは、丈夫で強い品種であることが多いです。

例えば「ネザーランド」という品種は流通量がものすごく多く季節関係なく売っています。

育てやすく、価格も安い品種がありますので、まずは手に入れやすいビカクで練習しそれから本当に欲しい品種を購入するのもおすすめです。