ビカクシダは直射日光に当てると葉焼けを起こします。
レースカーテン越しの光なら、葉焼けを起こすことはほとんどありません。
以前夏場に1日だけ外に出してみたところ、日中の一番強い光を受けた貯水葉と胞子葉は茶色くなりダメージを受けました。
大事なビカクシダほど直射日光には当てず、室内管理することをおすすめします。
少しずつ直射日光に慣らしていくことで、野外管理ができるようになるケースもあります。
ただし品種によって強い、弱いがあるので、環境の変化にデリケートな品種をいきなり外に出して強い光を当てると弱ってしまうことがあるのでご注意ください。
外管理は直射日光が当たらない明るい日陰での管理なら可能です。
自生地でビカクシダはどのくらい光にあたる?
ビカクシダは木の幹に着生しているので、葉と葉の間から「木漏れ日」を受けて育っています。
日の出や西日など時間によって直射日光を受ける時間帯もありますが、自生地でも1日中直射日光に照らされているわけではありません。
そう考えると朝から夕方までずっと直射を当て続けたり、日中の激しい日差しにさらしっぱなしにすることはストレスになると考えられます。
ビカクシダの生育環境と管理