ビカクシダもコウモリランも同じ植物を指しています。
でもなぜ呼び方に違いがあるのでしょうか?
コウモリランの由来
コウモリランという呼び方はまだビカクシダが今ほど人気の観葉植物になる以前に呼ばれていた流通の名称です。
当時も今と同じ用に「蘭」には高級で上品なイメージがありました。
ビカクシダを流通させる際にまだ有名でないこの植物を流通させるために「ラン」という名前をつけたと言われています。
また株姿が「コウモリ」がぶらさがって翼をひろげているように見えたことから、コウモリランと呼ぶようになりました。
ビカクシダの由来
ビカクシダは漢字で書くと麋角(びかく) 羊歯(しだ)となり、鹿の角のような葉を持ったシダという意味で名付けられました。(英語ではStaghorn fernとも呼ばれることもある。)
学名の「platycerium」はギリシャ語のplatys「広い」、 keras 「角」で「広い角」を意味します。
・鹿の角を体現するリドレイ
ビカクシダの基礎知識