ビカクシダはシダ植物なので「胞子」をばら撒くことで繁殖しています。
風に乗って運ばれて、適した環境に辿り着いたときにその場所で発芽します。
ビカクシダの胞子培養がしたい場合は、胞子を手に入れて、適切な環境に蒔いてあげることで発芽を促すことができます。
胞子の入手方法
胞子はそれを専門に扱っているショップや個人から買うのが、現在最も手に入れやすい手段です。
園芸店やホームセンターに売っていることはまずなく、観葉植物専門ショップでもまず売っていません。
胞子を採取する
また自身で育てている成長したビカクシダの株から採取するという方法もあります。
先が茶色くなっている葉がありますよね。これが胞子嚢と呼ばれる胞子を抱え込んだ袋です。
これを刃先から削り取ることで胞子を入手できます。
適した環境に蒔く
手に入れた胞子をピートモスの上に撒きます。
密閉容器など常に湿度の高い状態をキープして、明るく、適度に温かい場所で保管することで発芽を促せます。
詳しい手順や必要な道具はこちらの記事を御覧ください
胞子培養について