ビカクシダも水やりは水苔や用土が乾いたら、たっぷり与える。
子株の場合はできるだけ乾燥させないように管理して、鉢上げしたら完全に乾燥する前に(水苔や土の表面が乾燥し始めたら)与えるというタイミングを覚えておけば水切れによって枯れることはありません。
水苔のぐいっと押してみるとどのくらい水分を含んでいるか確認ができます。
水苔を触って水分量をチェックする時
・表面までしめっている(水やり×)
・表面は乾いているが中に湿り気を感じる(1日後に水やり)
・表面が乾いていて中も乾いている(すぐに水やり)
ビカクシダの水やりの頻度は?
水やりの頻度は季節や鉢の大きさ(水苔、用土量)で変わりますが、
・夏:3〜1週間に1回程度 冬:1〜2週間に1回程度
が目安になりますが、基本は「指で触って水が切れてたら水やり」で大丈夫です。
貯水葉がぐるっと巻いてるビカクシダは水切れを起こしにくいのでその分頻度は少なくなります。
子株になるほど乾燥に非常に弱くなるので、水切れを起こさないような工夫が必要です。
子株の水切れを起こさない工夫
・光を通す密閉ケースにいれて高湿度で管理する
・水苔にラップを巻いて蒸発を防ぐ
ビカクシダへの水の与え方
簡単なのがバケツに水を溜めて板や鉢ごと浸してあげる方法です。
空気がぶくぶくっと出てきます。
だいたい30秒もつければ十分水を含みます。
注意点としては「褐斑細菌病」を発症している株を浸すと、水を介して別株に移る可能性があります
元気な株ならそうそう問題ないのですが、弱った株は移ってしまい葉っぱが落ちていき株ごと枯れることも最悪ありえます。
なので本当に大事な株は下記に紹介するシャワータイプの水やりがおすすめです。
水苔の下部まで水がしっかり染み込んだらOKです。
しっかり水を吸うと体感で重さが1,5倍くらいになるので、十分に染みてたら肥料入りの水やり完了。