
ビカクシダの子株や幼苗を購入する前って、大きくなったときの画像を先に見ると思うんですよね。
「こんな姿になるんだ!かっけええええ」
と一目惚れしいざ購入して育ててみても、一向にあの姿にならない。
どう゛じでだよお゛お゛おおおおおお
あのかっこいい分岐してムキムキに立ち上がった胞子葉にな゛っでぐれ゛よ゛お゛お゛おおおおおお
って藤◯竜也化しちゃうことってありますよね。
でも大丈夫!
ビカクシダは後から出てくる葉ほどその品種の特徴が出やすいのである。(私調べ)
例えばこのアルシコルネ。

分岐している胞子葉と

分岐していない胞子葉がある

特徴的な葉ほど上の方にある、新しく出た葉なのです。
成長点下方の、最初の方に出た葉は特徴がありませんでした。

こちらのWild Catの葉も同じように最初の方にでた葉は分岐が出ず

後から出てきた葉ほどその品種の特徴が出ます

しゃもじのような形が出たり。(この胞子葉はどうなっちゃうんだ?)

こちらのセルソタツタも同じように、

上の胞子葉ほど特徴がでています。写真だとわかりづらいですが、色も白みが強くでています。

僕も思い描いていた姿に程遠いビカクを見て、不安に思ったりがっかりしてしまうことはしょっちゅうありました。気持ちはとてもわかります。
でも諦めるのはちょっと早いかもしれません。
まだその時が来てないだけ!大丈夫!
まあどんな姿になってもその植物の特徴や良さってありますので、結局その植物をどんな姿でも愛してあげるという心持ちが一番良いんじゃないかと個人的には思います。
「自分が勝手にいだいた理想通りに子どもが育たないから叱る」みたいな”植物版毒親”になるとお互いに不幸な未来しか見えないですしね…。笑