色んな種類のビカクシダを育てていると「現生地がどんな環境なのか?」って結構気になりますよね。
同じ「platycerium」と呼ばれている種でも、東南アジアとオーストラリア、マダガスカルでは現生地の環境ってかなり違う。
となると、好きな環境、耐えれる環境も大きく変わってくるので、「この品種はどう育てればいいんだー!」って時にヒントになるのが現生地の環境です。
でもビカクシダの現生地の画像ってなかなか出てこないし、気軽に現地に見に行くことなんて現実的に難しい…。
そんな時にすごく助かるアプリを見つけました。
それがこの「iNaturalist」というアプリ。
このアプリは植物が生えていた場所をピン止めできるアプリで、世界中の人が写真を投稿してます。
つまり世界中の植物の現生地の画像が見れるという神アプリです。
例えば、「platycerium rydleyi」と検索するとこんな感じでピンが出てくる。
ピンを適当にタップしてみると、こんな感じで世界のどなたかが投稿している画像を見ることができます。
現生地の様子がよくわかる画像も中にはある。
例えばよく「直射日光はダメ!」みたいな話ってあると思うんだけど、このリドレイはがっつり直射日光にあたっています。
もちろん現地の日差しの強さ、湿度、温度とか完全にわかるわけじゃないけど、「ああーこんなに風通し良いところで生きてんだなー」「湿度高めないと貯水葉枯れ込んじゃうんだなー」とか栽培のヒントにはできますよね。
私達は当たり前のように水苔に活着させてますけど、現地のビカクシダは木の幹にダイレクトでビタッ!と活着しているのをみると「水苔の量にそこまでこだわらなくてもいいのでは?」とか自分の中で新しい栽培方法のアイデアが湧いたりとかするので、固定観念を引っ剥がす意味でも現生地の画像を見るのはとっても面白いです。
時間を忘れて見てしまうので注意が必要ですが笑、ほとんど全部の原種の画像があったのでまじでおすすめです!
「iNaturalist」おすすめです😌