
貯水葉や胞子葉が茶色くなると調子崩してるかも??ってちょっと不安になりますよね。

貯水葉が茶色くなる原因は、
・生育においての当たり前の現象
・品種の特性によるもの
・水の与えすぎで蒸れている
・残った水滴に寒がっている
・水不足から褐斑細菌病が出ている
ざっと思いつく限りでもこれだけ色々考えられます。
ただこの中でも「問題ない茶色化」と「放っておかない方が良い茶色化」があると個人的には感じますので、それぞれの場合の対処法などを経験から書いていきます。
貯水葉が茶色くなるのは当たり前!気にしなくて良い枯れ。茶色化。
基本的にビカクシダは葉の生え変わりが多い植物なので、例えば貯水葉は鮮やかの緑の葉が最初は大きく展開していきますが、しばらくすると茶色く変わり、また上から新しい緑の葉が出てくるというサイクルをずっと繰り返します。


なので、ただ単に枯れて茶色くなってしまっただけで、胞子葉が問題なく元気なら何の問題ありません。
「そもそもそういうもの。」
とどっしり構えて、新しい貯水葉が出てきたらまたその時の姿を楽しめばOKです。
1年の中で表情が何度も変わっていくのがビカクシダの良いところであり、枯れた葉と緑の葉のコントラストすらも美しいのがこの植物の良いところだと個人的には思います。

他に症状がなく、胞子葉元気ならOK!と思って大丈夫です。
品種による特性
貯水葉の緑色が長く続く品種と、すぐに茶色くなる品種があります。
例えば原種のアルシコルネなんかは、きれいな緑の貯水葉が巻いたかと思えば、すぐに茶色くときにはつややかな飴色になります。

一方で胞子葉から育つコロナリウムやマダガスカリエンセ、リドレイなんかも貯水葉が緑でいる状態が長くつづきます。


新しい貯水葉が巻いてきて初めて下の貯水葉が枯れてくることが多いです。
逆に言えばこれらの品種で貯水葉が茶色くなった、ぼろぼろになった、なんか赤い斑点がそこら中に出てきた!みたいなことになっていたら調子を崩しているサインの可能性があります。
水の与えすぎで蒸れている
貯水葉がある程度巻いてきたビカクシダは、水分を溜め込みやすくなり乾燥しづらくなります。
なのでバケツにドブ漬けして水を与えてたり、シャワーをばっしゃばっしゃかけてしまうと蒸れていきます。
群れると貯水葉の中心から黒くなっていき、これが全体的に広がって茶色くなっていきます。

貯水葉がしっかり巻いてからは、びっしょりと水を与えずに、シャワーを軽くさっとかけて、しっかり風を回した部屋で1〜2日おきに与えるようにするとこの手の枯れ込みは防ぎやすいです。
特に夏は蒸れやすく、根っこにも悪いので水の与え過ぎは注意しています。
水不足から褐斑細菌病が出ている
逆に水不足になりすぎても葉に症状が出てきます。
こちらは胞子葉ですが、古い葉から順番に褐斑細菌病が出てきます。


あまりにも水やりをしてないと貯水葉にもでてきることがあるので、適度な水やりがやはり大事です。
水が不足しすぎて株自体の免疫が弱まっているんじゃないかと思っています。
水が少ないとできるだけ新しい若い葉に、古い葉が水を送ろうとするので、古い葉から褐斑細菌病が出てどんどん弱っていきます。
水滴が残ってしまっていて、寒がっている
これは風がない状態の夏や、冬に起こるのですが貯水葉に水滴が残ってしまい、そのせいで葉が寒がって枯れ込みます。

特にマダガスカリエンセなど寒さにも暑さにも弱い品種がなったりします。
マダガスカリエンセは貯水葉にくぼみがありしっかりと水の粒をキャッチします。
ただこれが冷えると一気に赤茶色く変色していきます。
その他の品種でも特に「冬に葉水を与えてしまった」という場合もこれが起こりやすいです。
風なく蒸発せずにずっと水滴が残っているときも葉が傷み、腐ったり枯れ込んできます。
水滴が残りすぎていないか?をチェックしてあげるとよいかと思います。
貯水葉だけでなく胞子葉も調子を崩している
貯水葉だけでなく胞子葉も調子を崩している場合は根っこから腐ってきている場合があります。

しっかり乾くまで水をあげないように水苔中の水分を調整したり、温かい季節でしたら腐った箇所を取り除いて水苔を交換するなどして対策してあげるとよいかと思います。
根っこが腐っているときに肥料をあげてしまうと逆効果になってしまいますのでご注意ください。
まとめ:それって良い茶色化?悪い茶色化?をまずが見極めよう!
ビカクシダの貯水葉が茶色くなること自体は自然の摂理であり普通なことです。
ただ単に枯れ込んできました。ならそういうものなので放っておいてもOKですし、株全体的に調子を崩してしまった場合は生育環境を見直してみると良いかと思います!
枯れ込みも楽しむ!の精神で、美しいコントラストを堪能しちゃってください\(^o^)/

