
サカタのタネさんから出ているフタなしの底面給水トレーを買ったので、大きくなってきたビカクの子株の外管理(密閉ケース外管理)で使えるか試してみた。
ビカクシダの子株は乾燥に弱いと思うのですが、
・どのくらいの大きさから外界デビューできるのか?
・早めに外界デビューしたら葉は乾燥に対応するのか?
・水苔が常時湿っていたら乾燥した外界でも萎れず育つのか?
ということが知りたかったので、実験してみます。
底面給水トレーに移す前の子株の状態
・直径5cmくらいの大きさ
・湿度割と高めで管理(70〜80%くらい)
・常時密閉ケース内で管理
・用土はジフィーミックス
ビカクシダの子株を底面給水フィルターに植え付ける
底面吸水フィルターに連結ポットをはめて、水苔を半分くらいまで入れる。

底面に緑の吸水シートを入れておくことで水分を勝手に調整してくれる仕組みです。
水苔が乾いたら水分をくれて、多ければ吸収してくれるそうです。

水をひたひたになるくらいに吸わせます。(緑のシートが浮いたり、沈んだりしたら多すぎると思うのでひたひたで。)

根っこにしっかり水苔をまきつけて、ひとつずつポットに植えていきます。
ライトを当てて、葉水を入念にして1日放置してみます。
起きたら全部しなっと弱ってる可能性もあるので、ちょっと不安…。
密閉容器は高さがある分スペースがいるので、もしこれでいけるなら今後採用したい。

ビカクシダを底面給水トレーに移してから1日後の様子

起きて急いで確認したら生きてました。
ウィリンキーの小さめの子株は、少し葉が縮れた。

大きな株ほど多少の乾燥にも耐えられるみたいです。
ビカクシダを底面給水トレーに移してから1ヶ月後の様子
問題なく成長しました。

ただ底面が常に湿っているので結構コバエわきます!
よくみたら透明のキノコバエ幼虫もいました笑
やってみた結果、葉の直径2〜3センチでも鉢上げはできる。
けど、大きくなってからの方が萎れるリスクもないので、無理に鉢上げせずに5〜10センチほどになってからでいいなと思いました。