マダガスカリエンセの育成・成長レポート

マダガスカリエンセを胞子から育ててみました。

原種のひとつで名前の通りマダガスカル島の北部から東海岸にかけて自生するビカクシダです。

マダガスカリエンセの自生地
マダガスカリエンセの栽培傾向とレア度

栽培難易度:中級者向け。気難しいところあり。

適温範囲:ちょっと狭め。15〜28℃くらい。

成長速度:生育期は旺盛。

肥料:クラウンを作らないので、緩効性肥料を水苔内に含ませておくと成長増

入手難易度:園芸店ではあまり見ない。フリマサイトではよく見る。

標高の高い場所に自生しているため、マダガスカル島の中でも”比較的涼しい”場所で自生しています。

日本のくっそ暑い真夏は苦手みたいで、この時期によく暑さと蒸れで調子を崩します。

涼しい環境、湿度の高い環境を用意しなくてはいけないのがマダガスカリエンセの栽培の難しいところとよく言われます。

特徴はなんと言っても、まさにビザールプランツ的な見た目が魅力的な”貯水葉”。

現地では貯水葉の隙間にアリを住まわせて、有機物を運んでもらい共生しているらしい。

胞子体

胞子を巻いてから1ヶ月以内に前葉体がではじめて、3〜6ヶ月目もあれば十分に受精可能です。

めちゃくちゃ増えます。

マダガスカリエンセの胞子体

最初から丸い葉が出るわけでなく、他のビカクシダ同様双葉が出ます。

スペーシング

双葉が出揃ったあと、マダガスカリエンセの特徴的な丸い葉が生えてきます。

貯水葉から先に出て、何度か重なったあとに胞子葉が出てくることが多いです。

リドレイ、コロナリウム、マダガスカリエンセは最初に横に広がる貯水葉から出るので、胞子培養ではスペースの確保が結構大変な品種です。

鉢上げから2ヶ月

マダガスカリエンセの板付け

ここからは毎日サイズが大きくなり、すごいスピードで貯水葉を展開していきます。

高湿度の環境が好きですが、蒸れで枯れ込んだりと夏バテを起こしやすいので風と水と湿度は高めにキープすると年中つややかです。

梅雨と夏は湿度高いので大丈夫ですが、冬は特に加湿器を直あてレベルで加湿してあげないと貯水葉からカリッと枯れ込んできます。

3ヶ月後

3枚目からマダガスカリエンセらしい、あの見慣れた凹凸がユニークな貯水葉が出てきました。

これはかっこいい。

次は胞子葉が出たら更新します。

脇から子株がどんどん出てきます。

寒さと乾燥に弱いらしいので日本の冬にどれくらい耐えるか今年は観察してみます。

胞子葉が出る

ついに胞子葉がでてきました。

貯水葉の山嶺?に走る黒い葉脈が美しいですね。

ちなみに今年は試しに加湿器なし、サーキュレーターなしで冬を過ごしておりますが、成長が止まることなく元気に育っています。

栽培はかなり難しいと言われる品種ですが、今のところ大きくするだけなら難しさをそこまで感じません。

これから貯水葉が出てきた時に問題が発生してくる可能性はありますが。

もちろんもっとみずみずしく艶のある株を育てたいとかこだわりがあれば湿度高めたりといった工夫の余地は無限にあると思いますが、ただ枯らさずに大きくするというだけであればそこまでの気難しさは個人的にはあまり感じない品種です。

なので育てたい。でも難しいそう…と気負っている方にはぜひ育ててほしい品種ですね!

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