ビカクシダ「ステマリア」の特徴
ステマリア(platycerium stemaria)は、アフリカ、マダガスカル原産の原種ビカクシダです。
胞子葉はアンゴレンセのように大きくなりますが、2又に分かれ、その先がさらに2又に分かれるユニークな形になります。
ビカクを取り扱っている植物ショップでは結構目にする、流通量は割と多いほうだと思います。
ポットで売ってるステマリアは値段もそこまで高くなく手に入れやすい。
ポットから板付けしたステマリア
最初2枚だった胞子葉が1枚増えて3枚になった後、貯水葉が右、左と順番に生えてきた。
冬になると貯水葉が枯れ込む
寒さに敏感で、冬になると貯水葉と胞子葉の先端が毎年枯れ込むように。
ステマリアの鮮やかな緑をした貯水葉は春から秋にかけて期間限定で観察できる。
我が家では冬に成長が完全に止る。たまに胞子葉が落ちる。
春から夏にかけて動き出す貯水葉、胞子葉
春から夏にかけて貯水葉と胞子葉が動き出す。
肥料が大好きであげればあげるほど葉が大きくなり、刃先が2又に分かれ始める。
子株がでてくる(クランプを作る)
数カ所子株を発見。
水苔を乾燥させると子株はすぐに消滅する。
子株を取りたい場合は胞子葉が大きくなるまで極度に乾燥させないように管理する。
ステマリアの特徴まとめ
・生育旺盛
・寒さに弱い。冬は動きが止まりがち。貯水葉は枯れ込む。
・肥料が大好き。与えれば与えるほど成長
・子株は良く吹くので増やしやすい
・日本の室内環境でも育てやすい
※レポートはあくまで我が家の環境での生育状況をまとめたものです。品種や個体、環境により成長の仕方はまちまちですので、ご了承ください。